【第54回全日本実業団ハーフマラソン】平山大雅、圧巻のラストスパートで初制覇!大阪に続くハーフ連勝で新時代へ

新星の勢いが止まらない。第54回全日本実業団ハーフマラソンは8日、男子の部が行われ、平山大雅(コニカミノルタ)が1時間0分44秒の自己ベストを叩き出し、激戦を制して初優勝を飾った。1月25日の大阪ハーフマラソンでの大会新優勝からわずか2週間。国内ハーフ2連勝という圧巻の結果で、実業団長距離界にその名を轟かせた。

氷点下の死闘、勝負を分けた「トラック勝負」

気温マイナス2度。時折雪が舞い、冷たい風が吹き付ける過酷なコンディションの中、レースは牽制し合うスローペースで進んだ。集団が崩れないままスタジアムへ戻る展開となったが、最後に輝いたのは平山のスピードだった。残り1kmを切ってからの猛スパート。2位のB.ムルワ(NDソフト)や3位の市山翼(サンベルクス)を、トラック勝負でねじ伏せた。「最後は全力を振り絞った」と語る通り、1秒、2秒を争う大接戦を制し、トップでフィニッシュラインを駆け抜けた。

コニカミノルタ復活の旗手へ

筑波大からコニカミノルタに入社して2年目。今年のニューイヤー駅伝でも1区5位と好走し、チームの主軸へと成長を遂げている。ハーフマラソンで見せている驚異的な安定感と終盤の爆発力は、今後のマラソン挑戦への期待を抱かせるに十分な内容だ。