【関西実業団陸上2026】御家瀬緑が大会記録更新 女子100mを制し存在感
第70回関西実業団陸上競技選手権大会の女子100mは、御家瀬緑が圧巻の走りで主役となった。決勝で11秒39(追い風0.7メートル)をマークし、自身が持っていた大会記録を更新する大会新記録(NGR)で優勝。関西実業団の歴史に新たな名前を刻んだ。
レースはスタートから御家瀬が抜群の反応を見せた。加速局面で一気に前へ出ると、中盤以降もスピードは衰えず、そのままフィニッシュ。2位の壹岐あいこも11秒53の大会タイ記録という好走だったが、それを上回る内容だった。
2022年に樹立した11秒53の大会記録を、今回は0秒14更新。記録面だけでなく、レース内容にも強さが際立った。近年の女子短距離界では11秒台前半がトップレベルの争いとなっている中、安定して高いパフォーマンスを出せることを改めて示した形だ。
決勝には青山華依ら実力者も顔をそろえたが、御家瀬の走りは一枚上だった。終盤までフォームが崩れず、腕振りとストライドのバランスも良好。シーズン序盤とは思えない完成度を見せ、日本選手権へ向けても期待を高めるレースとなった。
男子100mでは小池祐貴が大会新の10秒06を記録しており、住友電工勢の短距離陣が大会を大いに盛り上げた。女子100mでも御家瀬がその流れを作り、関西実業団屈指のスプリンターとして存在感を示した大会だった。



