【日本選手権陸上2026】4種目で大会新記録 源裕貴、福部真子、齋藤みう、村上来花が歴史を更新

第110回日本陸上競技選手権大会が、2026年6月12日から14日まで愛知県名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで行われた。

今大会では、男子800m、女子100mハードル、女子3000m障害、女子ハンマー投の4種目で大会新記録が誕生した。

男子800m 源裕貴が予選で1分45秒76

男子800mでは、源裕貴(NTN)が6月12日に行われた予選2組で1分45秒76をマークし、大会新記録を樹立した。

源はアジア大会派遣設定記録の1分46秒28も突破。予選2組では萬野七樹(関西大)が1分45秒94、岡村颯太(鹿屋体育大)が1分46秒10を記録するなど、予選からハイレベルなレースとなった。

翌日の決勝では、萬野が1分46秒45で初優勝。四方悠瑚(4DIRECTIONS)が1分46秒68で2位、源は1分46秒72で3位に入った。

源が予選で記録した1分45秒76が、今大会の大会新記録となった。

男子800m決勝上位

1位 萬野七樹(関西大)1分46秒45
2位 四方悠瑚(4DIRECTIONS)1分46秒68
3位 源裕貴(NTN)1分46秒72

女子100mハードル 福部真子が準決勝で12秒72

女子100mハードルでは、日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)が6月12日の準決勝1組で12秒72をマークし、大会新記録を樹立した。

風は向かい風0.2m。福部は組1着で決勝に進出した。

同組では青木益未(七十七銀行)が12秒79、田中佑美(富士通)が12秒88を記録。3選手がアジア大会派遣設定記録を突破する好レースとなった。

決勝では中島ひとみ(長谷川体育施設)が12秒77で優勝。福部は12秒83で2位、青木は12秒86で3位に入った。

福部が準決勝で記録した12秒72が、大会新記録として残った。

女子100mハードル決勝上位

1位 中島ひとみ(長谷川体育施設)12秒77
2位 福部真子(日本建設工業)12秒83
3位 青木益未(七十七銀行)12秒86

風=プラス0.6m

女子3000m障害 齋藤みうが9分30秒30

女子3000m障害では、齋藤みう(パナソニック)が9分30秒30の大会新記録で優勝した。

従来の大会記録は、山中柚乃が2022年に記録した9分38秒19。齋藤は従来記録を7秒89更新するとともに、アジア大会派遣設定記録の9分37秒26も突破した。

齋藤はレースを通して安定した走りを見せ、2位以下を大きく引き離してフィニッシュした。

西山未奈美(三井住友海上)が9分41秒84で2位、西出優月(ダイハツ)が9分50秒92で3位に入った。

日本選手権の大舞台で従来の大会記録を大幅に塗り替え、優勝を果たした。

女子3000m障害上位

1位 齋藤みう(パナソニック)9分30秒30=大会新
2位 西山未奈美(三井住友海上)9分41秒84
3位 西出優月(ダイハツ)9分50秒92

女子ハンマー投 村上来花が68m18

女子ハンマー投では、村上来花(ゼンリン)が68m18の大会新記録で優勝した。

村上は1投目に64m20を記録すると、4投目に65m23、5投目に67m10と記録を伸ばした。

最終6投目では68m18をマーク。自身が2025年に樹立した従来の大会記録66m88を1m30更新した。

2位は日本記録保持者のマッカーサー・ジョイ・アイリス(在外個人)で64m14。嶋本美海(九州共立大)が61m10で3位に入った。

村上は試技を重ねるごとに記録を伸ばし、最後の一投で大会新記録を樹立。勝負強さを発揮して日本選手権のタイトルを獲得した。

女子ハンマー投上位

1位 村上来花(ゼンリン)68m18=大会新
2位 マッカーサー・ジョイ・アイリス(在外個人)64m14
3位 嶋本美海(九州共立大)61m10

4種目で大会記録を更新

日本選手権陸上2026で大会新記録が確認されたのは、男子800m、女子100mハードル、女子3000m障害、女子ハンマー投の4種目だった。

男子800mの源と女子100mハードルの福部は、それぞれ予選と準決勝で大会記録を更新した。

女子3000m障害の齋藤と女子ハンマー投の村上は、決勝で大会新記録を樹立し、日本選手権優勝を果たした。

国内最高峰の舞台で、勝敗だけでなく大会の歴史も塗り替えられた3日間となった。