【別府大分毎日マラソン】日本勢の躍動
2026年2月1日、大分県大分市・別府市一帯で「第74回別府大分毎日マラソン」 が開催され、日本国内外のトップランナーが冬季フルマラソンシーズンの大舞台に集った。1952年に始まった歴史ある大会は今年も国内屈指の招待選手・実業団ランナー・大学生を迎え、 2028年ロサンゼルスオリンピックへつながる「MGCシリーズ男子グレード1」 として位置づけられた注目の一戦となった。
優勝はエチオピアのゲタチョウ・マスレシャ(Getatchew Masresha)が 2時間06分49秒 の力走で飾った。序盤から先頭集団でレースを進め、30km以降の厳しい展開でも粘り強さを見せた。
日本人トップは 吉田祐也(GMOインターネットグループ) が2位に入り、渾身の走りで 日本人最高位 を獲得した。吉田は昨年の福岡国際マラソンで日本歴代4位となる自己ベスト(2:05:16)をマークしており、ロサンゼルス五輪のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場資格も手にした。
同じく 青山学院大学の黒田朝日(4年)も3位でフィニッシュし、大学駅伝で培った脚力をフルマラソンでも発揮。箱根駅伝の主力選手としての存在感をそのままに、ハイレベルなマラソンレースに食い込んだ。
実業団ランナーの 井上大仁(三菱重工) や若手勢の 福谷颯太、古賀淳紫、溜池一太 らも上位に名を連ね、日本マラソン界の層の厚さを印象づけた。
第74回別府大分毎日マラソンは、世界勢と日本勢が入り交じるハイレベルな戦いとなった。ゲタチョウ・マスレシャの優勝を筆頭に、吉田祐也・黒田朝日ら日本人ランナーが上位に食い込み、MGCシリーズでのポイント獲得や代表選考に弾みをつける結果となった。今後のマラソンシーズン、そして2028年ロサンゼルスオリンピックを見据えた戦いは、この大会を通じてさらに白熱することが予想される。

