【第54回全日本実業団ハーフマラソン】山本有真が圧倒的強さで10km連覇!自己新32分01秒で「ロードの女王」へ
【山口・維新みらいふスタジアム】 冬の山口に、積水化学のエース・山本有真の独走劇が再び刻まれた。第54回全日本実業団ハーフマラソンは8日、女子10kmの部が行われ、パリオリンピック5000m代表の山本有真(積水化学)が、自身の持つ記録を大幅に更新する32分01秒の自己ベストで見事に連覇を達成した。
序盤から他を寄せ付けない独走劇
レースはスタート直後から山本の独壇場だった。1km過ぎから自ら先頭に立ってペースを作ると、後続をぐんぐんと引き離す。中盤以降は雪が強く降りしきり、頭に積もるほどの悪条件となったが、山本の力強いピッチは衰えなかった。終わってみれば、2位の中後心晴(第一生命グループ)に43秒、3位のチームメイト楠莉奈(積水化学)には46秒の大差をつける完勝。昨年の初優勝からさらなる進化を証明し、ロード適性の高さを見せつけた。
「31分台」目前の好タイム
目標としていた31分台にはわずか2秒届かなかったものの、従来の自己記録(32分33秒)を32秒も短縮。レース後のインタビューでは、悔しさを滲ませつつも前向きな言葉が並んだ。
「優勝と自己ベスト更新を目標にしていたので、想定通りのレースができました。後半の悪天候の中でも自分の走りに集中できたのは収穫です」
今後の展望
トラック競技をメインに据えながらも、ロードでの圧倒的な勝負強さを見せ続ける山本。今回の連覇により、国内ロードレースにおける存在感はさらに確固たるものとなった。次なる目標である世界選手権、そしてマラソン挑戦への期待も膨らむばかりだ。








