【兵庫リレーカーニバル】髙良彩花、12年ぶりの「地元V」! 6m37で完全復活へ好発進

【神戸・ユニバー記念競技場】

地元・兵庫の声援を背に、砂場に鮮やかな軌跡を描いた。女子走幅跳は、髙良彩花(JAL)が6m37(+1.6)をマークし、激戦を制した。髙良にとってこの大会での優勝は、中学2年生時に中学生の部で頂点に立って以来、実に12年ぶりのこと。25歳となった「兵庫の至宝」が、思い出の地で再び輝きを放った。

安定した跳躍で女王の座を奪還

今大会、髙良は序盤から安定した跳躍を披露。追い風1.6mの絶好のコンディションを味方につけ、スピードに乗った助走から高い放物線を描いた。

最大のライバルと目された日本記録保持者・秦澄美鈴(住友電工)が記録を伸ばしきれず3位(6m18)に沈む中、髙良は終始集中力を切らさず、記録をまとめ上げた。地元ファンの手拍子を受けながら跳ぶ姿は、かつての中学記録・高校記録を次々と塗り替えた当時の躍動感を彷彿とさせた。

■「25歳になっても優勝できて嬉しい」

表彰式後のインタビューでは、少し照れくさそうに、しかし晴れやかな表情で語った。

「小学生の頃からリレーに出たり、ハードルに出たりと思い出が詰まった大会。25歳になってもここで優勝できたことは本当に嬉しいです。アジア大会に向けて、良いステップになりました」

■今後の展望:名古屋アジア大会を見据えて

2026年シーズン最大の目標は、地元開催となる名古屋アジア大会。今回の優勝と6m37という記録は、ハイレベルな争いが予想される国内戦において大きなアドバンテージとなる。秦澄美鈴や竹内真弥ら強豪がひしめく女子走幅跳界で、髙良彩花が再び「日本のエース」として世界へ羽ばたく準備は整った。