【日本学生陸上競技個人選手権大会2026】藏重みう、向かい風を切り裂き学生個人初制覇! 0.01秒差の激闘を制す
「学生スプリント女王」を決める決戦は、文字通り1センチを争う大接戦となった。2026年日本学生陸上競技個人選手権の女子100m決勝が25日に行われ、藏重みう(甲南大4)が11秒75で優勝。向かい風1.8mという厳しい条件下、2位の永石小雪(立命館大M1)をわずか0.01秒差で振り切り、最上級生としての意地を見せた。
■0.01秒に凝縮された「最速」のプライド
予選、準決勝と安定した走りを見せていた藏重だが、決勝は試練のコンディションとなった。スタンドを揺らすほどの強い向かい風。スタートから各選手が体勢を崩す中、藏重は低く鋭い加速で飛び出した。
中盤から後半にかけて、外側のレーンから追い上げてきたのは永石小雪(立命館大M1)。フィニッシュライン直前、二人の体はほぼ同時に投げ出されたが、わずかに藏重の胸が先に届いた。正式タイムが掲示されると、藏重の表情に安堵の笑みが浮かんだ。
■甲南大勢の躍進、そして次なるステージへ
今大会の女子100mは甲南大勢の強さが際立った。優勝した藏重に加え、5位には税田ジェニファー璃美(3年)が入賞。西のスプリント名門としての存在感を平塚の地で改めて証明した。






