陸上競技専門Webメディア「陸上通信」大会・記録・選手の情報を発信
ARTICLE

大会記事

【全日本実業団2026】梅原紗月56秒21で女子400mH優勝 自己新更新、青木穂花は56秒64で3位

第74回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会の女子400mハードルが2026年9月13日、京都・たけびしスタジアム京都で行われ、梅原紗月(住友電工)が56秒21の自己新記録で優勝した。新戸怜音(VIDA)が56秒30で2位、今季の日本選手権を制した青木穂花(ゼンリン)が56秒64で3位に入った。

最終3組に有力選手が集結

女子400mハードルは3組のタイムレースで実施された。総合上位5人はいずれも最終3組から出ており、梅原、新戸、青木に加え、益子芽里(長谷川体育施設)、南澤明音(松本土建)が同じ組で走った。

その最終組で梅原が56秒21をマークして1着。新戸が56秒30で続き、青木は56秒64で3着となった。4着は益子の57秒58、5着は南澤の57秒69だった。

梅原、自分のリズムを貫いて自己新

梅原は6月の日本選手権で56秒22をマークして2位。全日本実業団では、その自己記録を0秒01更新する56秒21で優勝した。

レース後、梅原は周囲を意識し過ぎず、自分のレース展開に持ち込めたことがタイムにつながったと振り返っている。地元・京都出身で、中学3年時に初めて400mハードルを走ったのも今回と同じ競技場だった。

56秒21は日本歴代でも上位に位置する記録。6月の日本選手権からさらに0秒01縮め、シーズン終盤に自己ベストを更新した。

青木穂花、日本選手権55秒92から実業団3位

3位の青木穂花は、2026年6月の日本選手権で55秒92をマークして初優勝。日本歴代3位の記録で、今季の国内ランキングでもトップに立っている。

日本選手権では予選で56秒49の自己新を出し、決勝では梅原とともに前半から積極的にレースを進めた。最後の直線では9台目付近から抜け出し、55秒92でフィニッシュ。日本人4人目の55秒台に入り、愛知・名古屋アジア大会代表にも内定した。

全日本実業団では日本選手権時の55秒92には届かなかったものの、56秒64で総合3位。梅原、新戸とともに56秒台で上位を占め、今季の女子400mハードルの層の厚さを示す結果となった。

新戸怜音も56秒30で2位

新戸怜音は56秒30で2位。優勝した梅原との差は0秒09だった。3位青木との差も0秒34で、上位3人が56秒台前半から中盤にそろった。

日本選手権を制した青木、そこで2位だった梅原、今季56秒台を記録している新戸が同じ組で競い、全日本実業団では梅原が最速タイムを残した。

女子400mH 総合上位

1位:梅原紗月(住友電工)56秒21=自己新
2位:新戸怜音(VIDA)56秒30
3位:青木穂花(ゼンリン)56秒64
4位:益子芽里(長谷川体育施設)57秒58
5位:南澤明音(松本土建)57秒69